2015年のキッズイベントは京都府北部の総合型地域スポーツクラブの面々と一緒に開催。
丹鉄を使って久美浜でカヌーを体験し、そのあと総勢100人みんなで撃ち合う水鉄砲大会という内容です! 開催日となる9月13日は台風が近づき心配ではありましたが、過ぎたあとで天気も最高となり素晴らしいイベントになりました。 その内容を写真と一緒にご覧いただきたいと思います!


〜 北部ブロック会議 〜

2015年6月後半、福知山で開かれた北部ブロック会議で “北部ブロック協働事業” をすることが決定。 丹鉄を使って久美浜にカヌーを体験に行くという網野スポーツクラブの魅力的な企画にrainbowもその場で賛同。 9月13日開催に向けて京都府北部の総合型地域スポーツクラブが一体となり成功に導きました。
上の写真左は第1回北部ブロック会議の様子。 この会議の前に、rainbowの中で2015年キッズイベントするなら丹鉄を使った遠足が面白いのではという意見があり、それをするなら協力してくれるクラブがないか持ちかけようと思っていたのですが、まさか網野スポーツクラブが同じことを考えてらしてビックリ! 「一緒にやりたい!」 と僕は即賛成に手をあげました♪

写真右は第3回北部ブロック会議の様子。 開催10日前でもまだ参加人数も確定していない焦りまくりの最終打ち合わせ…(ドキドキ)

第2回北部ブロック会議で全クラブのチラシ担当にナナが、カヌーしない大人たちの “歴史探索ポールウォーキング” のウォーキング指導にホソが、そして昼食後のリクリエーション・水鉄砲大会の担当にrainbowが任命され、発案者のM井くんを中心にrainbowの中で数回話し合いがもたれました。

しかし初めてとなる北部全体での協働事業ということで情報も曖昧なところが多く、rainbowスタッフも何人かが下見にも行ったのですが、話し合えば合うほど不安になる開催前日でした(汗)


〜 久美浜駅到着 〜

9月13日午前9時24分、宮津駅から22名が丹鉄に乗車。 さぁ、久美浜を目指します!
午前10時28分、久美浜駅到着。 カヌー初体験となる子供たちもドキドキ♪ やや “ぶっつけ” 気味の水鉄砲リーダー・M井くんもドキドキ(汗)

ポールウォーキングで歴史探索する面々は久美浜駅から別行動になります。 ホソさん任せました。 よろしくお願いします(写真左)。 カヌーを体験する子供たちは久美浜駅から歩いて500mほどのところにある浜公園を目指します!


〜 カヌー体験 〜

浜公園に着きました。 天気も良くテンションも上がるね↑。 マツビッチもやる気の生着替え(わぁ〜ぉ♪

ここからは久美浜スポーツクラブの田中屋敷さんや久美浜高校の皆さんにおまかせ。 言うても水の上でのスポーツです。 事故の危険性もあります。 子供たちは言う事をちゃんと聞いて楽しんでね! 写真右はパドルを持って準備運動。

4年生以下の子供たちは大勢で乗れるドラゴンカヌーに挑戦! 参加者の一人、ゴーカイタムラこと悠惺くんからは乗ってみて 「最初は怖かったけど、だんだん楽しくなってきて、めっちゃ面白かった!」 という感想をいただきました。

いよいよ出航です。 子供たちを半分に割って、先に海に出る子供たちを後からの子供たちがお手伝い。 一人乗りであってもスポーツはみんなチームプレイなんだね。

たくさんの子供のたくさんの笑顔に元気を貰いました。

そして遊びの中で子供たちは大きく成長することを気付かされました。

大人はほんのちょこっとの環境作りをするだけでいいんだと

大人が言い過ぎない。
大人が教え過ぎない。
大人が出しゃばり過ぎない。
大人が満足しない。

全て大人の自己満足です。

大人も子供と
一緒に遊べばいい。
一緒に騒げばいい。
一緒に楽しめばいい。

大切な事を学ぶ機会となりました。 by 網野スポーツクラブ・末次輝大

自分の腰の位置に水があり、それをかいて前に進む。 海の京都らしい、魅力あるスポーツですね。

参加してくれた子供たちにとって本当に貴重な経験になったと思います。

rainbowに出来ないことでも近隣のクラブと協力することで出来るようになる。
これからも北部のクラブみんなで協力して丹後を盛り上げていければと思います。

大人もカヌーに挑戦です! 好奇心旺盛な西脇さんも慣れないスポーツにちょっと不安顔。 それに比べて海に関するスポーツが大好きな魚人・マツビッチはさすがにスイスイ漕いでました。


〜 昼食タイム 〜

カヌー体験が終わると片付けをして昼食です。昼食は網野スポーツクラブが用意してくれたフランクフルト・たこ焼き・うどん・からあげ・枝豆。 美味しそぉ〜♪

お腹がめっちゃ空いていたのでペロリ♪(写真左)。 カヌーを体験した子供たちが昼食をとっている頃、ホソさんらポールウォーキング部隊も歩き終えて帰ってきましたよ♪


〜 水鉄砲大会 〜

昼食を終えた午後1時頃、いよいよrainbowが担当する水鉄砲大会のスタートです。 裏話をしますと、子供たちがカヌーを楽しむ間、M井くん・聡くんらで約100個の水鉄砲に水を入れる作業をもくもくとしてくれました。 大掛かりで楽しいイベントを支えたのは実は地味な作業だったのですね…(笑)

水鉄砲は汐見さん率いる青チームと、聡くん率いる緑チームと、西脇さん率いる黄色チームと、ウッシー率いる赤チームと、ボスキャラ・マツビッチの5チームに分かれて戦います。

さぁ、団体のバトルロイヤルがスタートです。 ルールは5分間、ひたすら他のチームの額に挿したポイを狙います。 5分後、破れなかったポイの数がそのチームの得点となり、それを4セットし、合計点が一番高いチームが優勝となります。

チーム分けの時は知らない子同士が1ゲーム終了時には一緒に得点源のポイを数えたり、ゲームの中で狙われてる子を助け合ったり、有意義な仲間づくりが出来ました。 by 汐見さん

女の子は真っ向勝負!

男の子は隠れて狙う子が多かったとか…

カヌーしてからご飯食べて、ゆっくりした頃のリクリエーションだったので、ルールをあまり複雑にしなかったのが、子供たちが単純に楽しめる結果になったんだと思う。 by Mai

仰け反りながら相手のポイを狙うハルカちゃんの感想は 「水鉄砲で敵のポイに当てるのは初めは難しかったけど、慣れてくるとコツがわかりたくさん当てれて楽しかった! 水鉄砲大会は今までしたことがなかったので体験出来て良かったです」 でした。

5つのポイを頭に挿して暴れだしたボスキャラ・マツビッチに対し、何故か赤チームキャプテンのウッシーが飛び出した…。 果たしてマツビッチの暴走を止めることが出来るのか!?

やはりウッシーではマツビッチの暴走を止めることは出来なかった…!? 水の弾を撃ち続けるマツビッチはついに、カメラマン・ハルっちゃんにも襲いかかる!

♪そうさ100%裕樹。 さぁ飛び込むしかないさ。 まだ涙だけで終わる時じゃないだろう…

 そうさ100%裕樹。 もうふりむいちゃいけない。 僕たちは僕たちらしく どこまでも駆けてゆくのさ…♪

海の上や中は得意のマツビッチも、子供たちみんなに追われヘトヘトになり、ついに観念。 「ブォフェ〜!!! オォ〜エ〜」

芝生内を伸び伸びと楽しげに大きな声ではしゃぐ子供らしい顔が見れた水鉄砲大会は大盛況!! とても楽しいリクリエーションになりましたよ♪

結果は汐見さん率いる青チームが優勝! 2位は緑チーム。 3位は赤チーム。 4位は黄色チーム。 でも子供たちとって結果は大した問題じゃないようで、大会が終わったあとも子供たちは水鉄砲を放さず遊び続けるのでした。。。

最後はみんなで記念写真。 不安だった水鉄砲大会もrainbow以外のクラブの皆さんが助けてくださったので、そして何より子供たちが言うことを聞いてルールに従い遊んでくれたのでスムーズに進行できました。 皆さんありがとうございます。 by ホソ



〜 宮津へ… 〜

帰りの丹鉄。 スタッフもウトウト。 マツビッチは眉毛をつなぐ落書きをされてました(笑)。 そりゃあ不安だったからね、プレッシャーから解放されてホッとしたんでしょう。 みんな本当にご苦労様でした。
輝大くんの言う通り、言い過ぎ・ 教え過ぎ・ 出しゃばり過ぎは大人の自己満足だと思うけど、ボランティアと自己満足はホント紙一重だからね。 rainbowはやり過ぎることがしょっちゅうあるよ。 だからこの日も子供以上に遊び・騒ぎ・楽しんだのだろう…。 僕はそんなrainbowスタッフが大好きなのです。
京都府の連絡協議会が発足して10年、クラブの自立・自律に向けてクラブのレベルアップ、クラブ間の繋がり、地域・行政との繋がりを目的とする北部ブロックが一丸となり企画・計画・運営・実施する協働事業を初めて行いました。 地域の行事等で北部ブロック全クラブの参加とはなりませんでしたが、5クラブ180名の方に参加頂く素晴らしいイベントになりまして、久美浜高校カヌー部の生徒の皆さんや丹鉄を利用するにあたり全面的なご支援をして頂きました京丹後市企画政策課の方々、歴史探訪のガイドをして頂きましたNPO法人わくわくする久美浜をつくる会様、そして北部ブロックのクラブの皆さん・広域スポーツセンターの皆さんに感謝感謝です。

rainbowは来年が助成を受ける最後の年となる。 それ故に来年の今頃、今回のように北部ブロックの協働事業に参加する余裕があるだろうかとも思う。 しかし今回、網野クラブさんら先輩クラブに助けられてrainbow単独なら出来なかったであろうカヌー体験が出来たことを考えると、rainbowの5年目、そして6年目、その先も先輩方に肩を貸してもらいながら進むこと、謙虚に甘える必要があると感じさせられました。 だから来年もやるのであれば参加し、課題も乗り越え、微力ではありますがrainbowも先輩クラブに追いつき追い越せの精神で京都府北部を盛り上げていきたいと思う。