2014年11月15日、京都府南部井手町の総合型地域スポーツクラブ・IDEゆうゆうスポーツクラブと一緒に、キッズイベント第4弾となる大規模な鬼ごっこ・『逃走せよ!』 を開催。 参加してくれた50人の子供たちを5チームに分けて、90分間ミッション(任務)をこなしながら、追跡パシフィスタ・ハンターから逃げ回りました。
ミッションはちょっと難しかったけれど、仲間と力を合わせながら楽しみました。


〜 ルール 〜

『逃走せよ!』 は青少年海洋センター・マリーンピアを舞台にしたチーム対抗の大規模な鬼ごっこです。
チームは井手町の子供24人と宮津の子供26人の計50人で5チーム作りまして、チームごとにピンク、水色、緑、黒、黄のビブスを着てもらいました。 逃走時間は90分ですが、その90分間をひたすら逃げるのはさすがにキツいと思うので、前・後半に分けて、ミッションクリアとハンターから逃走してもらいます。

ゲームスタートは陣地(安全地帯)からになります。 ここで進行係りから送られるミッションを受けたら、実行するため子供たちには陣地から走り出てもらいます。 ミッションが完了したらまた陣地に戻ってきてもらい次のミッションを待つ。 そして次のミッションを受けたらまた実行しに陣地から出る。 この繰り返しで前後半計90分、チームで逃げてもらうゲームとなっています。

ミッションはチーム全員でクリアしなければならない場合もありますが、基本的に何人参加してもらっても結構です。 何人でミッションに挑戦するかはチームの自由。 チームキャプテンと相談してクリアを目指そう!
ミッションはクリアすることでポイントが加算されます。 もちろん最後まで残ることが出来てもポイントが加算されます。 そういったポイントを加算していき、最終的にポイント数が最も高いチームが優勝となります。
ただし、1歩陣地を出たらハンターが5人。 捕まればそこでゲームオーバーとなり、設置された牢獄に入れられるゾ!!


〜 逃走せよ!スタート 〜

【ミッション@】
参加する子供たちへ…。 これから90分間、迫り来るハンターに挑戦状をたたきつけてもらいたい。
その方法は管理研修棟玄関に置いてある挑戦状に自分の名前をサインするだけ! サインできなかった者は強制失格となる。
尚、次のミッションは15分後。 それまでにサインを終えて陣地に戻ってきなさい。 陣地に戻れなくても強制失格となる。
最初のミッションを聞いた子供たちは一斉にサインスポットへダッシュ! ハンターに捕まれば連行係りによって牢獄へ…。



【ミッションA】
これより15分間でマリーンピア内3ヶ所(シンボルゾーン・第2ファイヤーサイト・府道沿い花壇)を目指し、そこにいるカメラマンにチームメンバー2人以上の変顔写真を撮ってもらうこと。
1ヶ所につき10Pゲットでき、3ヶ所すべてで写真を撮ることが出来れば、『復活のチケット』 がゲットできる。
仲間と力を合わせてのミッションは心強くもあるけど、仲間が集まれば集まるほどハンターに見つかりやすいゾ…(汗)



【ミッションB】
マリーンピアのある場所に、まだ起動していないハンターを3体設置した。 このハンターは15分後に自動的に起動する。
それを阻止する為には、マリーンピア内5箇所に隠された赤色と黄色の箱を見つけて運びハンターを閉じ込めなくてはならない!
尚、赤色の箱を運べば5P、黄色の箱を運べば10Pをゲットできる。
これ以上ハンターを増やすわけにはいかないのだけれど、箱が置いてある場所も、また箱を見つけたとしてそれを運ぶ場所も分からない…。 加えて迫りくるハンターが怖すぎて、どのチームの子供たちも、見つけた箱をとりあえず陣地まで運ぶのが精一杯だったようです。 さてさて子供たちは3体のハンターの起動を阻止できたのでしょうか…!?

第3のミッションが終わった時点で前半が終了…。 スタッフはポイントの集計します。 サクサクまとめるMaiを尊敬の眼差しで見ていたのは由利君でした。



【ミッションC】
マリーンピアのどこかに 『復活の缶』 を1個設置した。 この缶を見つけ蹴飛ばすと蹴ったチームの確保者がすべて復活できる。 しかし蹴飛ばせるのは1回のみ。 つまり捕まった仲間を全員復活できるのは1チームのみ。
いち早く缶を見つけ蹴飛ばすチームはどこか!? 時間は10分。どのチームも蹴ることが出来なければ、ハンターが一体解放される。
実はこのミッション、内容を変えることになりました。 子供が全滅しそうだったので…(汗)
牢獄の子供たちもフラストレーションがたまってるようでしたし、とりあえず一旦、捕まってる子供たちを解放し、缶を蹴れば確保者が復活するのではなく、10Pゲットできることにしました(しかも何回蹴ってもOK!)。 ま、そこらへんは臨機応変にやらないとね…。



【ミッションD】
これよりラストまで陣地を封鎖する。 現在生き残ってるすべての子供たちは20分間逃走せよ!
もちろん、どこかに隠れるのもOK。 ハンターはみんなが逃走スタートした1分後に起動する。 また、ハンターの数も2体増える。
尚、終了5分前には芝の広場のどこかにボールが置かれる。 そのボールをハンターにぶつければ、ハンターは破壊でき、1体につき10Pゲットできる(ハンターにキャッチされれば破壊はできない)。 それでは健闘を祈る…。 尚、生き残った子供には5P入る。
優勝を目指し、逃げろ逃げろ! そして最後はボールを持ってハンターを破壊しなければならないのだけど、ハンターに近づくのは容易ではないから、ほとんどの子供がボールを持とうとしなかったらしい…(苦笑)。

捕まった子供たちは牢獄から仲間たちを応援する…ばかりでなく、脱走しようとする子供もいたようで、牢獄の番人であるジコ坊・安田君「いやぁ〜参った参った」 と言いながら脱走を阻止してたようであります。


〜 逃走せよ!を終えて… 〜

『逃走せよ!』 が終わると、あとは結果発表。 怖かったハンターとも一緒に写真を撮りました。

「うまくいくだろうか…」、そんな不安から解放されたスタッフにも思わず笑みが…!

優勝したのはヨシミーとヨグがチームリーダーを務める水色ビブスのチームペラリンチョ(かずき・たいが・さとし・ゆうな・まなみ・ともひろ・かのん・りんたろう・のりか・りんね)。 優勝商品の100万円… トイレットペーパーをゲットしました! おめでとう!!

最後はみんなで記念写真です!

実は2014年、rainbowとしてはキッズイベントをしないつもりでした。 しかし、漁業体験で宮津に来る企画をしたIDEゆうゆうスポーツクラブの、“空いた時間を使ってrainbowさんや宮津の子供たちと交流が持ちたい”という熱意に(ハルちゃんが)背中を押され、共同事業・『逃走せよ!』 をすることになりました。
『逃走せよ!』 には100点満点のモデル(逃走中)があるわけですから、それに近づくことは出来ても超えることはないだろうというプレッシャーがありましたが、西村さんらIDEゆうゆうスポーツクラブの方々が打ち合わせのために二度も宮津に足を運んでいただいたり、行き詰った際には内容を変更するこちらの無理を聞いていただいたおかげで、上出来の共同事業となりました。 ありがとうございました。

総括しますと、ミッションがやや難しかった分、子供たちが困惑したので、こちらの思い通りに出来たとは言えませんでしたが、細見さんをはじめ、スタッフが機転をきかせてくれたので、「またやって欲しい」 という子供たちの声をたくさんいただきましたし、開催にあたりスタッフだけでなく、たくさんの会員さんが快く協力してくれたので最高のイベントになったと思います。 やはりrainbowの会員さんは、自分たちの出来ることをやって地域の力を付けようという、総合型地域スポーツクラブの目的を普段の活動から身に付けてらっしゃると実感した一日でした。