2013年11月3日
『RGR そのA』


由良の自治会長さんから電話がかかってきた。
その内容はもちろんrainbowのキッズイベントで、由良小の校舎を使用することに対する返答なわけですが、その結果は微妙…

イベントすることに反対というわけではなかったのですが、自治会長さんの想いからすると、多分小学校の校舎を使う最後の行事になるだろうからと、どうせやるなら由良のイベントにしたいという気持ちが強いよう。

それをいえば さよならの式典も終えた由良小学校。 由良に住む方々の想いは賛否両論。
rainbowとしても由良の行事としてその中心を任せてもらうなど、おこがましい話なわけで、あらためて、rainbowとしてキッズ対象のイベントをさせてほしいこと由良に住む方々だけではなく会員の方々との交流の場を作りたいことを懇願した。

その想いに自治会長さんは応えてくださり、結果、子ども会のお父様方に話を聞いていただく機会を作ってくださったので、その場にハルちゃんとウッシーも連れて行き、自分達の想いを懸命に伝え、お父様方にも了解を得ることができました。

加えて、校舎の使用実現に向けて、自治会長さんが市役所に出向き教育委員会の方に、そして教育委員会の方も新たに担当になる係りの方にお願いしていただき、ついに校舎を使用させていただく許可がおりたのです

僕は校舎使用可能の朗報を聞いた時の感動を一生忘れないだろう


いよいよ由良小の校舎を使用してのRGRに向けて動き出すことになった。
ただそれですべての問題がクリアになったわけではない。
由良に住む方々の100%がこのイベントに前向きなわけではないのだから…。

大反対とまではいかないが、「誇りまみれの、汚れた校舎を見られたくない」 という声が僕の耳に届いた。

この時僕はショックではなく、自然とその意見を受け入れることができた。
当たり前だと思う。 僕も逆の立場だったらそう思ったかもしれない。

もちろん何かをしようと思えば100%賛成なんてなく、賛否両論あるのは分かっているのだけど、今回僕は “否” の方の意見をしっかり受け止めたいと思った

自治会長をはじめ、由良の方々と触れ合ってきたことで、いい加減な気持ちで取り組むことや妥協することだけはしたくなかった。
小道具一つ作るにしても真剣に取り組む。 その姿勢で取り組むことだけが “否” の方に対しrainbowができることだからだ。





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