代表理事之独言




2017年12月11日
『Librement〜スポーツ推進団体〜』


本業定休日の月曜日。
というものの、もう毎週のことですが、休みの日は朝から晩までRAINBOWづくし(笑)


この日も午前はチェアビクス。
午後からは久美浜に出張パートナーシップセンター。
夜は京都行きとスケジュールは目一杯詰まっております。


ただ、この日の天気予報は雪。
午前中はチェアビクスをナナに任せて、僕はタイヤ交換からの家事を済ませ体育館へ。


長崎先生と姿勢科学のことで話し込み、気づけば午後1時。
これでは13時開始の久美浜出張パートナーシップセンターには間に合わぬと断念

はい、あくまでスケジュールはスケジュール。
約束ならばやぶりませんが、あくまで予定の場合は運命任せも僕であります(エヘ)


昼、少し時間に余裕が出来ましたが、体力を温存し、午後5時20分、京都へ出発。

↑は京都市内に入り、ロームのイルミネーションの前で信号に引っかかったので思わず写真撮影。



この日は連協の運営委員会が京都テルサで開かれるのですが、僕はあえてそれを欠席し、同じく京都テルサ4Fの体育館で活動している 『Librement』 というスポーツ推進団体の活動に参加。


この団体をFacebookで見つけた僕。
何も考えず、気づいたらメッセージを送っていました。


「はじめまして。京都府北部の宮津市で総合型地域スポーツクラブをしています垣尾と言います。
普段は地域住民の方にスポーツをしていただくきっかけを作っています。
先ほども言いましたように総合型地域スポーツクラブをしていますのでよくテルサにも行くのですが、そんな中、皆さまの活動に興味津々で、是非一度参加させてほしいと思っています。
普段は活動の一つとしてソフトバレーをていますので初心者ではないですが、楽しいソフトバレーが大好きですので、是非ともお邪魔させていただきたいです。
そしてソフトバレーだけでなく、意見交換なども出来たらと思っています。11日、参加してもよろしいでしょうか?」



するとすぐさま…


「初めまして!是非参加して欲しいです!!
こちらからもお願いします!!
意見交換もお願いします!!
11日はFacebookの通りの時間に行いますのでよろしくお願いします!!
ご丁寧に連絡ありがとうございます!!
お待ちしております!!」



と返事がきた。

間違いなくRAINBOWと同じ匂いのすると思った僕はこのFacebookから溢れるパワーをRAINBOWの仲間にも伝えたく、ハルちゃん・マサキッチ、そして何故かそうなった会員の木佐一さん(これも運命)にも声をかけて参加となったのです。


とはいうものの、仕事の都合でスタートが遅れたハルちゃん・マサキッチ・木佐一さん。

ですので僕だけが7時の開始時間に到着。


見ればみんな20代前半のメンバー

僕みたいなオッサンが入っていいのかしら…とはあえて思わず(←えっ)、息子・娘のような面々と思いっきり楽しむ覚悟です(笑)


しかし、交じって早々、活動内容に感心。


確かにまだ活動して間もない団体らしいので、この子たちの中でも初対面の子がいるみたいなのですが、みんな円になり自己紹介。

でもこの子たちの姿勢を見たら分かる。
決して自己紹介のために円になっているのではなく、最初に挨拶をするという当り前のル−ティンなのだろう。


メンバーは皆、ビブスを着用し、そこに貼られたガムテープの名札


最初の挨拶でリーダーの松井大空くんは言う。

「今日はみんなを、この名前で呼んでください。」



そのあとはそのまま円を少し大きくしてみんなでストレッチ。

ちなみにストレッチはリーダーの大空くんがするのではなく、トレーナーという担当者がいて(この日は、まりなちゃんと、かなみちゃん)、ウォーミングアップ、練習、試合、クールダウンまで指導してくれました。

それに応えるメンバーたち。素晴らしいね♪


ストレッチが終わると再び小さい円になり、「1、2、3、1、2、3…」と一人ずつ番号を言い、チーム@・チームA・チームBとグループ分けしてキャッチボールなどの肩慣らしをおこないました。

その際には約束事が…

4人1組のグループでおこなうキャッチボール、必ずしも隣の人にボールを渡すことはなく、自分以外の3人誰に渡しても良いのですが、渡そうと思う人の名前を呼んで渡さなくてはなりません

最初は少し照れもありますが、気づけば…「ショータくん!」 「こころちゃん!」 、「こうきくん!」 と名前も呼ぶのが平気になってる僕。

その3人も「カッキーさん」っと呼んでくれまして、肩慣らしが終わったあとも「カッキーさん、宮津からは遠かったでしょう?」と気づけば僕はこのチームにとけこんでいるのでした…。



そのあとも練習が続きます。

スパイク練習ではトレーナーが最初に踏み込み方を教えてくれました。


僕もソフトボール歴はなんだかんだ長いですけど、こういう一言アドバイスはスパイクの際、頭に残るから嬉しいよね。

つまり初心者の人が来られた場合でも孤立することもなく、そして勉強にもなるだろうね。


練習をすべきかどうかを話し合えば、すぐに競技性を意識してしまう傾向がRAINBOWでは見られるが、そうではなく、ストレッチにしろ、練習の支持にしろ、一言アドバイスにしろ、スタッフが出来るコミュニケーションとして当り前にすべきことだと、あらためて考えさせられました。。。



スパイク練習が終わると、再び集合。

円になって番号を今度は 「1、2、3、4、1、2、3、4…」 と3人1組のグループを4つ作りまして、グループ@はセッター役の人がボールを前に後ろに上げるのでそれをあとの2人がセッターに返す練習。
グループAはコートを使ってサーブを相手コートに入れる練習。
グループCはそのサーブ練習の対面で構え、3で相手コート(サーブ練習コート)に返す練習。
グループBは@と同じくセッター役の上げるボールを拾ってセッターに返す練習。
それをローテーションでやっていきました。

これも決してレベルアップだけが目的ではなく、小さなグループの中で名前を呼び合って初対面の方とも仲良くなれるひとときであった。



気づけばここまで1時間

実はうすうす気づいてはいたのですが、この体育館はソフトバレーコートが3面取れるのですが、ネットが張ってあるのは1面だけ

そう、先ほどの練習でもグループAとCだけがその一面を使ってたのですが、20名ほどの参加者がいて、ネットを一面しか張らないのには驚きでした。


はい、このあとゲームになるのですが、それでも一面以上、ネットが張られることはなく、一面で参加者が一体になる徹底ぶり。

でも、これも大事なことだと思う。
バレーするだけではそれ以外の人と話が出来ないもんね。


RAINBOWでもたまに会員さんから聞く、「ゲームばっかりで、参加者同士話しすることがないから、誰がどういう人なのかが全く分からない…」 という問題の解決策の一つですね。。。


この体育館は聞けば9時15分には撤退しなくてはならないようで、Librementの活動は9時まで

つまり、あと1時間でゲームをします。
しかも一面だけで…。


そしてこのタイミングでハルちゃん・マサキッチ・木佐一さん到着。

宮津から仕事終わりで参加してるので仕方がないのですが、この一時間を体験出来なかったのは痛いな…(汗)


それでもトレーナーがストレッチを指導し、終われば自己紹介。

これはキッチリしてくれたので、やっぱり↑の写真のようにすぐさま馴染む3人でありました♪


三度集合、円になり番号を言って4チームを作りました。


いよいよゲームスタート…なんですが、ここでもル−ルがありました。


まずはチーム名を決める

そしてそのチーム名を呼びながらポーズを作り記念撮影


さすがにこれは恥ずかしいなと思いながらも、やれば身体もポカポカする感じ。

名前を何にするか決める時も新しいコミュニケーションが取れる上にポーズを作ることで一体感。

マサキッチも若い子に背中押されて、「プリプリ、プリティ〜〜ッ」 って叫んでましたよ(笑)




ゲームは11点ゲームでした。

15点が当り前だと思ってるRAINBOWからしたら衝撃ですが、9時で終わるためにそうしてるんだろうね。
RAINBOWだったら間違いなく2面作って15点ゲームだよね。
あくまでソフトバレーをすることだけを目的としてるわけではなく、参加した者同士の交流を重視しているのです。


参ったな…
本当に学ぶことが多い。。。



ゲームは…チーム@vsチームAが終わるとチームBvsチームC。
それが終わると…勝ちチームvs勝ちチーム。
続いて…負けチームvs負けチーム。

ここでチーム変え(つまり総当りではない)。

で、またビックリ。
今度のゲームはなんと5点ゲーム ( ̄Д ̄;)


これで同様に… チーム@vsチームA → チームBvsチームC → 勝ちチームvs勝ちチーム → 負けチームvs負けチームとして終了です。

少し物足りないけどすごく楽しかった (o^∇^o)ノ



この日は結果、4回の組み分けをしました。

リーダーの大空くん曰く、「4回の組み分けで、大概参加者みんなと交流してもらえるのではないか…」 ということ。

もちろん組み分け運もあって、今回僕も全員と交流したわけではないけど、宮津からいきなり飛び込んでここまでみんなと交流できるとは…。
何度も言うようだけど、本当に初めての人でも馴染み易いシステムだと思う d(>_< )


終了後はまたトレーナー2人(まりなちゃんと、かなみちゃん)によるクールダウン。

疎かにしがちのクールダウンもみんな真面目にし、そして笑いがある

この中にはクールダウンより最後のゲームを10点でやろうという子なんていないと思う。


ストレッチ、練習、クールダウン、Librementはソフトバレーをするために必要なことをしっかり理解しているのだなと最後まで感心しきりです。。。


最後はみんなで記念写真。

大空くんはこういった写真や動画をSNSやYOUTUBEに配信することで沢山の人に活動を知ってもらおうと考えていました。

YOUTUBEでの配信はまだ今かららしいのですが、この手段は現在RAINBOWでも考えていること。


大空くん・彰太くんはFacebookで…


「スポーツを通じて健康を推進する。
同じような活動をする先輩として色々教えてくださいました!本当にありがとうございました (^^) 」



と書いてくれていましたが、僕としては先輩というより良きライバルと思いたい。

大空くん・彰太くん、お互い地域をスポーツで盛り上げていこうな!


最後の最後はLibrementのポーズで…♪




しめくくりとしまして…

RAINBOWは同世代だけでなく多世代で活動しています(Librementも幅広い世代の交流も考えてるとのことですが…)。
多世代交流になると、考え方の統一は容易ではありませんが、そこに向けてスタッフが意識してるかといえば正直、出来てないと思う(汗)

だからとて、RAINBOWのやり方が間違っているとも思っていない。
RAINBOWも5年半、毎週、続けてきた継続力があるわけですから、刺激受けたからとLibrementに寄せるということでもありません。

ただね、20代前半の子たちが仕事のことを決して言い訳にはせず、つまり活動と仕事を天秤にかけず、どっちもやってるのです。
僕は、彼らの前で 「みんな仕事が忙しいから…」 とか 「ボランティアだから…」 とか言えるわけがない。

悔しいやんっ!


今日、体験したこと、学んだことをRAINBOWの中でどう活かしていくか…そんなことを考えた帰りの車中でした。。。



この日の出会いを心から感謝します。



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