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2018年3月26日 『磯部くんの住む美山訪問』
いよいよ2017年度もラストスパートですね。
この日の晩はRAINBOWでも総会前の理事会を予定しています。
…が
天候も最高だし、理事会の資料もほぼ出来上がっていますので…
また、かなみんも春休み中で、一緒に出かけられる月曜日もこの日だけですから、ドライブに行こうということになりました。
まぁ…理事会前にドライブする僕。
いえば、セルと戦う前にのんびり過ごす孫悟空ですね(←えっ)
では出発です。
行き先は…美山。
今年度仲良くなった磯部くんが住む町。
折角なので、磯部くんに色々案内してもらおうと思っています。
で、12時前に到着。
丁度お腹もすく頃ですが、2人会えば話はすぐに夢プレゼンについてや密会の話で盛り上がってしまう(エヘ)
でも、そこはまだまだ時間もありますのでほどほどにして昼食。
実は磯部くんの実家は有名なお食事処・山里料理いそべなんですね♪
店内に案内されて、お母さんに挨拶をさせていただき、奥のお部屋に案内されるとビックリ…
床がガラス張り!?
聞くと昔、床の下が池になってたとか!(←すごっ)
だけど、やっぱり湿気の問題もあって、今は池をやめはったらしい…。
「上手くいかないもんです…」と磯部君。
でもこれはこれで、斬新でかなみんも大騒ぎでした♪
そしてこの癒されるお料理♪
合わせてナナとかなみんの喜ぶ顔を見て、「僕、春休みの子供に普通のお父さんみたいなことしてるやんっ!」
と本来あるべき家族の形に僕も嬉しくなりました♪
磯部くん、ほっこりする空間とお料理をどうもありがとう♪♪
食後は磯辺くんが会わせたい人がいると… 『ハーバリストクラブ』 というところへ連れてってくれました。。。
ここ、ハーバリストクラブは喫茶でありギャラリーである。
喫茶は毎週月・火・水曜日が定休日ということで、この日はお休みでしたが、喫茶店だからではなく、このハーバリストクラブの浅野目さんがとても魅力的であると磯辺くんが紹介してくれたのです。
浅野目さんは喫茶店を経営しながら普段は約200種類のハ−ブを手入れ。
この日もご夫婦でされていましたよ。
ちなみに上の写真で見えるものすべて、ログハウスもお庭もツリーテラスも浅野目さんご自身で制作されたようです。
浅野目さんは快くログハウスの店内を案内してくれましたので、写真を数枚ご覧ください。
香木舎のほっこりスペース
「ハーブの香りいっぱいの店内でお茶するのもよし。
もっともっと開放感が欲しいと言う方は、ツリーテラスで。」
とのこと…。。。
上の写真はそのツリーテラス。
最高の眺め♪
手づくりのCDラック♪
見るものすべてがお洒落でした!
元アルピニストという浅野目さん、話を聞けばまだまだまだまだ色んな話が聞けそうですが、作業中でもありましたし、お礼を言ってハーバリストクラブをあとにするのでした。。。
次はね…
やっぱりね…
ココは行っとかなアカンでしょ!
『かやぶきの里』
美山町内には数多くの茅葺き民家が現存しています。
知井地区にある「北」の集落には50戸のうち38棟がかやぶきの屋根です。
伝統的技法による建築物群を含めた歴史的景観の保存度への評価も高く、平成5年(1993年)12月に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されました。
1年を通じ、日本の原風景に出会える場所として、美山町を代表する観光スポットとして人気を博しています。
そんなかやぶきの里ではネイチャーガイドでもある磯辺くんの山菜解説と共にグルっと一回り。
…とはいうものの、すっかり山菜に夢中のかなみんですから、一回りするのにもかなりの時間がかかりそうだぞ(汗)
途中、赤いポストがインスタ映えする有名な写真ポイントで写真を撮ることとになりまして、「折角なので家族で撮りましょう!」
とカメラマンを申し出る磯部くんに 「いらない!」 と断る僕。
まさかの返答に磯辺くん、「なんで?」 からの爆笑♪
そう、これが垣尾家なのです(笑)
でもまぁ…折角なので、『ローマの休日』風に 『美山の休日』 の写真を一枚撮っていただきましたよ♪
かやぶきの里をあとにした僕たち。
次に磯部くんの職場でもある自然文化村・河鹿荘に寄り、かなみんの希望もあってもう少し山菜・自然と戯れたあと、これにて美山ドライブは終了…となるところだったのですが(僕の予定では14時30分くらいで帰って理事会の準備をする予定だったので…)、あまりにも楽しくほっこりする時間だったので、ギリギリまで磯辺くんに美山の紹介をしてもらうことに…。
というわけでやって来たのが 『田歌舎(たうたしゃ)』
どんなところかと言いますと…
美山川で初めて起こしたラフティングをはじめ、シャワークライミングでは、地元の人も知らない美しい滝や谷を次々とコース開拓。
雪のツアー、林業、狩猟、また田舎暮らしの知恵や技術を楽しく伝える山村体験など、オリジナルの体験ツアーは今では30種類以上。
引き続き、様々な体験やツアーにて美山の魅力をどんどん発掘、発信していく。
また食べ物はほとんど自給自足。
農地でのお米、お野菜はもちろんのこと狩猟採集によりお肉やキノコも一年盛りだくさん。
お味噌や麹、その他いろんな調味料もスタッフ自らの手で。
自分たちの生活はもちろんのこと、レストラン、宿泊を経営し、お客様のテーブルに乗る食材もほとんどすべてが田歌舎製!
更に…ログハウスのお店をはじめ宿泊棟、コテージその他、さまざまな建物のすべてがスタッフの手で制作。
建物だけでなく、自家水道や排水などの設備工事のほとんども、スタッフ自らの手で作成されている。
とにかく…持続可能な生活、そして社会を目指して、飽くなき追求を続けていくそんな若者が集まる場所なのです。。。
この日、僕らが到着した時にたまたま手があいてた高橋くんが田歌舎をガイドしてくれました。
田んぼの説明、制作中の建物の説明、カモ・マガモの説明。
僕の…「収入源は?やっていけるのか?」の質問にも丁寧に説明してくれました。
最後につれて行かれた解体所。
そこにあった入れ物の中に入っていたのは鹿の死体。
既に内臓は取り除かれており、水につけられているも、血抜きもされていて底に少し血が残っているもキレイな水の中の剥製って感じ。
そこに一人の若い女性スタッフがいて、その水の中の鹿をパワフルにも持ち上げ、ホースを肛門から突っ込み再度お腹の中を洗い流す。
高橋くんは 「この子もだいぶ鹿の解体上手になったけど、俺の方が早くて上手いよ!」 とドヤ顔。
そんなキラキラの笑顔からは将来の不安を微塵も感じさせない。
そりゃあ考えることもあるだろう。
だけど今を真剣に楽しく生きているのだ。
26歳の若い男の子に教えられました。
僕は… こんな風にRAINBOWを楽しんでいるだろうか…?
年度末に貴重な体験をさせてもらった。 感謝です。
田歌舎のHP→ http://www.nantan.zaq.ne.jp/fuajs500/index.html
気がつけば16時半。
そろそろ帰って理事会の準備をしなくては…。
写真は唐戸渓谷にてこの日美山をガイドしてくれた磯辺くんとツーショット♪
少し前に僕は磯部くんの夢の話を聞いた。
それは確かに前途多難なものであり、僕も何とか力になりたいと思った。
でもね…、この日 美山に来て心配は不要だなと思った。
前途多難? そんなこと考えなくても良いじゃんね。
この町には遊び心満載のアイデアがいっぱいある。
魅力がいっぱいの美山の中でこれから益々、磯部くんは輝いていくだろう!
そういう所です(笑)
磯部くんとの別れを惜しみながら、最後に美山手造りハム工房の鹿肉ソーセージのホットドッグを食した。
とても美味しかったです♪
磯部くんをはじめ、美山に住んでる皆さまのアツいライフワークを間近で見れて僕も充電完了です。
本当に満喫でした。
もうね、じっとしていられないね…
今すぐ動き出したい気分になりましたよ(エヘ)
とりあえず夜は今年度最後のRAINBOW理事会、頑張ります!
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